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Research Subjects

工藤の研究テーマ・関心事項について

工藤は主に社会心理学を生息領域としていますが,その中でも消費者行動とリスク認知に特に興味・関心があります.


◇現在取り組んでいる研究テーマ

  • 災害等の非常時における消費者の購買行動を規定する要因の検討
    • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下における消費者の意思決定と行動
    • 東日本大震災と福島第一原発事故に伴う”風評被害”:事故後10年目に向けた影響の検討
  • 疑似科学信奉を引き起こす心理的メカニズム
    • フードファディズムを引き起こす消費者の意思決定過程の検討

◇これまでの研究テーマ

  • ”風評被害”と呼ばれる買い控えを規定する心理的メカニズム

東日本大震災と福島第一原発事故以降,福島県を中心とした地域の製品や食品に対する忌避や買い控えが発生しました.人々はなぜ特定産品に対して忌避や買い控えを行うのでしょうか.また,安全だと声高に説明やデータの提示がなされている中,なぜ忌避や買い控えを続けるのでしょうか.これらの問題について二重過程理論(e.g., Stanovich & West, 2000; Evans, 2008)をベースに態度・選好レベルでの心理的要因を探索し,購買意図に与える影響を調査によって明らかにしています.この一連の研究については工藤・中谷内(2014)を参照してみてください.

また,現在,より二重過程理論のコアに近い個人特性からの影響について検討を行っています.認知欲求(Cacioppo & Petty, 1982)や感情欲求(Maio & Essen, 2001),および放射線に関する知識(消費者庁, 2013)に加え,判断・意思決定傾向が感情drivenなのか,認知drivenなのかを測定するCognitive Reflection Test(Frederic, 2005) を利用して,各特性が購買意図に与える影響を調査によって検討しました.

  • ”風評被害”と呼ばれる買い控えを低減する方略とは(第49次吉田秀雄記念事業財団助成研究)

東日本大震災と福島第一原発事故に伴う買い控えが発生して以降,消費者庁などは買い控えの低減に向けたリスクコミュニケーションや食品と放射線に関する情報の提示を行ってきました.民間では安全性を独自に調査し訴えかけたり,応援キャンペーンなどを行ってきました.その効果性や方法については様々な言説が存在していますが,心理学の観点から買い控え低減に向けたメッセージ・広告の効果性の検討を行いました.

態度には対象への好き-嫌いといった感情や自己関与性に基づく感情的態度と,データや数的情報に基づく認知的態度の2種類があると言われています(e.g., Crites, Fabrigar, & Petty, 1994).また,態度変容を狙った説得的メッセージにも同様に感情的メッセージと認知的メッセージの2種類に区分できるとも言われています(e.g., Crano & Prislin, 2006).この態度とメッセージの構造が一致する場合(一致効果: e.g., Edwards, 1990; Fabrigar & Petty, 1990),あるいは不一致の場合(不一致効果: e.g., Millar & Millar ,1990)といった組み合わせによって,より買い控え低減に向けたメッセージ・広告はどのようなものであるか,一連の実験と調査から明らかにしています.詳しくはKudo & Nagaya (2017)を参照してみてください.

  • フードファディズムを引き起こす心理的要因 とは(卒業論文)

特定の食品等が自身の健康に与える影響を過信することをフードファディズムと呼びます(Kanarek, 1991).過去に健康娯楽番組で特定の食品を摂ることによるダイエット効果等を紹介したところ,品切れが生じたり,時には間違った情報の提示により健康被害が生じたりしました.また,健康食品の安全性の問題なども取り上げられています.人々はなぜこのように安易に健康食品や特定の食品が健康に与える影響を過信してしまうのでしょうか.その採用意図に与える影響を防護動機理論(e.g., Rogers, 1975, 1983)や認知欲求(Cacioppo & Petty, 1982)から検討を行いました.現在は一旦休憩といった感じですが,また取り組もうと考えています.


・管理人:工藤大介 (Daisuke Kudo), Ph.D.
・所属:東海学院大学 専任講師
・専門:社会心理学, 消費者行動, Русский язык
・その他:単冠湾泊地

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